不眠症の薬はどれがおすすめ？睡眠薬の種類や効果・副作用についても解説！【2025年12月最新】

夜になっても眠れない、途中で何度も目が覚める、朝早くに目が覚めてしまうなどの悩みを放置すると、日中の集中力低下や健康への悪影響につながる。

不眠症は薬によって改善が期待できるものの、薬には多くの種類があり、効果・副作用・向いている症状が異なる。そのため、自分の状態に合った薬を正しく選ぶことが重要だ。

本記事では、不眠治療薬の種類や特徴、症状別の選び方、安全に使うためのポイントまで詳しく解説する。「自分に合った不眠症治療薬」を知りたい方は参考にしてほしい。

不眠治療薬は「脳の働きを抑制するタイプ」と「自然な眠りを促進するタイプ」の2種類

不眠治療薬は大きく「脳の働きを抑制するタイプ」と「自然な眠りを促進するタイプ」の2種類に分けられる。それぞれの特徴や向いている人などについて解説する。

不眠治療で使用される薬の全体像

不眠治療に用いられる薬は、作用の違いによって複数の系統に分類される。ここでは主な薬を特徴とともに解説する。

薬の分類	主な薬剤	特徴
ベンゾジアゼピン系	デパス、ハルシオン、サイレース、ワイパックス、メイラックスなど	即効性が高いが、耐性・依存が形成されやすい。筋弛緩作用があり高齢者では転倒リスクに注意が必要である。
非ベンゾジアゼピン系	マイスリー、アモバンなど	効き方はベンゾに近く、入眠効果が強い。依存性は改善されているが長期使用は注意が必要である。
メラトニン受容体作動薬	ロゼレム	体内時計を整え自然な眠気を作る。依存がなく長期使用に向く。
オレキシン受容体拮抗薬	デエビゴ、ベルソムラ	覚醒のスイッチを抑える薬で、長期使用しやすい。
その他補助的に用いられる薬剤	抗うつ薬（レメロン等）、抗不安薬	不眠の背景に精神症状がある場合に併用されることが多い。

• 参考：日本睡眠学会「睡眠薬の適正な使⽤用と休薬のための診療療ガイドライン」
• 参考：医薬品医療機器総合機構「デエビゴ適正使用ガイド」
• 参考：厚生労働省「スイッチOTC医薬品の候補成分の成分情報等」

不眠症の治療では、単に「眠れる薬」を投与するのではなく、安全性、依存リスク、作用時間、不眠のタイプなど総合的な判断が求められる。

不眠薬は「脳を静める薬」と「眠りの仕組みを整える薬」に分かれる

不眠治療薬は、作用機序によって大きく2つの系統に分けられる。

前者は即効性が高く、症状が強いケースでも効果を発揮する。一方で耐性や依存のリスクがあるため、長期使用には慎重な判断が必要だ。

後者は本来の睡眠メカニズムを調整する薬で、副作用が少なく、安全性が比較的高いとされていることから注目されている。

2種類の薬が作用するメカニズムと適した患者像の違い

不眠症治療薬は大きく「脳の働きを抑制するタイプ」と「自然な眠りを促進するタイプ」に分けられる。以下では両タイプの特徴と、どのような人に向いているかを解説する。

脳を抑制するタイプ（ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系）

GABAという脳の抑制性神経伝達物質の働きを強め、興奮を短時間で鎮める仕組みだ。そのため、強い入眠効果と催眠効果が得られやすい特徴がある。

向いている人は下記のとおりだ。

• 参考：厚生労働省「ベンゾジアゼピン受容体作動薬の治療薬依存」

自然な眠りを促進するタイプ（メラトニン受容体作動薬・オレキシン受容体拮抗薬）

ロゼレムは、体内時計の調整に関わるメラトニン受容体に作用し、眠くなる時間帯のリズムを整える働きを持つ。デエビゴやベルソムラは、覚醒を維持するホルモンであるオレキシンの働きを抑えることで、自然な眠気を導く。

脳を強制的に「眠らせる」薬ではなく、眠りの仕組みそのものを正常化する。

向いている人は下記のとおりだ。

• 参考：厚生労働省「薬局における疾患別対応マニュアル ～患者支援の更なる充実に向けて～」

「脳の働きを抑制するタイプ」の薬

脳の興奮をしずめて眠りへと導くタイプの代表的な薬がマイスリー（ゾルピデム）とデパス（エチゾラム）だ。以下では、両薬剤の特徴と選び方のポイントについて解説する。

寝つきを改善したい人に向く入眠薬：マイスリー（ゾルピデム）

マイスリー（ゾルピデム）は、非ベンゾジアゼピン系に分類される入眠改善薬である。脳の興奮を抑える作用により寝つきを良くする効果があり、布団に入っても眠れない入眠困難に特に向いている。

即効性が高く、服用後短時間で作用するため、急に眠れなくなった場面でも扱いやすい薬である。

一方で、依存や耐性が完全に無縁ではなく、長期間連用すると効きにくくなったり、薬なしでは不安になる場合がある。そのため、原則として短期間の使用に適した薬であるといえる。

おすすめの人は、短期的に入眠リズムを整えたい人、夜の緊張や不安で寝つけない人、眠り始めだけが問題となっている人である。

• 出典：医薬品医療機器総合機構「ゾルピデム酒石酸塩ODフィルム5mg『モチダ』2023年12月改訂」（参照日：2025/12/02）

不安や緊張も和らげる睡眠薬：デパス（エチゾラム）

デパス（エチゾラム）は、ベンゾジアゼピン系に属する睡眠薬であり、脳の活動を鎮める作用を持つ。加えて抗不安作用や筋弛緩作用があるため、心身の緊張が強くて眠れない場合に効果を発揮する。

肩こりやストレス性の症状にも効果が及ぶことがある。

しかし、強力であるがゆえに耐性と依存が生じやすい点が大きなリスクである。長期間服用を続けると薬なしでは眠れなくなったり、量が徐々に増えてしまう可能性がある。また、高齢者ではふらつき・転倒のリスクが高く、慎重な使用が求められる。

おすすめの人は、急な不安で眠れなくなっている人、短期間だけ強めの効果が必要な人、筋肉の緊張が原因で眠れない人である。ただし、依存性が高いため長期使用には適さない薬だ。

• 出典：医薬品医療機器総合機構「エチゾラム錠0.25mg『EMEC』2023年11月改訂」（参照日：2025/12/02）

マイスリーとデパスはどう違うか：選び方のポイント

マイスリーとデパスの違いは下記のとおりだ。

項目	マイスリー（非ベンゾジアゼピン系）	デパス（ベンゾジアゼピン系）
主な作用	脳の興奮を抑えて「入眠」を助ける	脳の興奮を抑えつつ、不安・緊張を和らげる
得意な症状	寝つきの悪さ（入眠障害）	不安・緊張が強くて眠れない不眠
依存・耐性リスク	比較的低い	高い
薬の分類	非ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤	ベンゾジアゼピン系抗不安薬・睡眠薬

マイスリーは「寝つきを良くしたい人」に適し、デパスは「不安や緊張が強いことで眠れない人」に適している。どちらを選ぶべきかは症状と使用期間を基準に判断することが重要だ。

「自然な眠りを促進するタイプ」の薬

自然な眠気が訪れる環境を整えるタイプに属する代表的な薬が、体内時計を整えるロゼレム（ラメルテオン）と、覚醒を抑えて眠気を引き出すデエビゴ（レンボレキサント）である。

それぞれの特徴や向いている症状の違いについて解説する。

体内時計を整えて眠りの土台をつくる薬：ロゼレム（ラメルテオン）

ロゼレム（ラメルテオン）は、体内時計を調整し、夜に自然と眠気が訪れるように働きかける薬だ。睡眠リズムが乱れている人や、就寝時間が後ろにずれやすい人に向いている。

作用は穏やかで、効き始めるまで一定の日数が必要な場合があるが、依存・耐性がほとんどなく、高齢者でも使用しやすいという大きなメリットがある。

即効性は弱いため、「今日すぐ眠りたい」という目的には不向きだが、「薬に頼らなくても眠れる状態」を目指す治療では重要な選択肢となる。

おすすめの人は、眠る時間が日によってバラバラな人、慢性的に寝つきが悪い人、長期的に安全な治療を希望する人、依存を避けたい人、生活リズムが乱れやすい人だ。

• 出典：医薬品医療機器総合機構「ラメルテオン錠8mg『JG』2024年9月改訂」（参照日：2025/12/02）

覚醒を抑えて自然な眠気を引き出す薬：デエビゴ（レンボレキサント）

デエビゴ（レンボレキサント）は、覚醒を維持するホルモン「オレキシン」の働きを抑える薬である。オレキシンは脳を覚醒させる方向に働くため、この作用をブロックすることで、自然な形で眠りに入りやすくなる。

即効性はロゼレムより高く、入眠だけでなく中途覚醒（途中で目が覚める症状）にも効果を発揮しやすい点が特徴である。依存や耐性が少ないため長期治療にも向いており、高齢者でも比較的使いやすい。ただし、一部で悪夢が出やすいなどの副作用が報告されている。

おすすめの人は、寝つきと途中の目覚めの両方が気になる人、依存性の少ない薬を使いたい人、日中の眠気やふらつきを避けたい人、長期的に安定した睡眠を取り戻したい人である。

• 出典：医薬品医療機器総合機構「デエビゴ錠2.5mg 2024年12月改訂」（参照日：2025/12/02）

ロゼレムとデエビゴの違い：体内時計型と覚醒抑制型のどちらが合うか

ロゼレムとデエビゴは、いずれも「自然な睡眠を促す」タイプの薬だが、作用機序と向いている症状が異なる。ロゼレムは体内時計に働きかけて眠くなるタイミングを整える薬であり、睡眠リズムが乱れやすい人や慢性の入眠障害に向く。

一方、デエビゴは覚醒ホルモンの働きを抑えて眠気を促すため、入眠困難だけでなく中途覚醒にも効果が期待できる。

ロゼレムは穏やかで副作用が少ないが、効果が出るまで時間がかかることがある。デエビゴはより即効性があり、広い不眠タイプに対応できるが、悪夢などの副作用が出る場合がある。

まとめると、ロゼレムは「睡眠リズムを整えたい人」、デエビゴは「寝つきと途中覚醒の両方に悩む人」に適している。目的に応じて使い分けることが大切だ。

不眠症治療薬の副作用と正しい使い方

不眠症治療薬は、適切に使用すれば睡眠の質を大きく改善できる一方で、副作用や使い方を誤ると健康リスクが生じることがある。不眠症治療薬の副作用と正しい使い方について解説する。

不眠薬にみられる代表的な副作用とは何か

不眠症治療薬には、多くの種類が存在するが、共通して注意すべき副作用がある。特に「脳の働きを抑制するタイプ」（ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系）では、副作用が強く現れやすい。代表的なものは、強い眠気、起床時のふらつき、短期的な記憶障害（前向性健忘）、そして依存性である。

眠気やふらつきは、薬の鎮静作用が翌朝まで残ることで生じ、転倒や事故のリスクを高める。記憶障害は、睡眠前に起きた出来事を覚えていないなど、生活に支障をきたすことがある。依存性とは、薬がないと眠れない状態になることだ。特に長期間の使用で依存状態になりやすい。

• 参考：厚生労働化学研究成果データベース「睡眠薬・抗不安薬の処方実態調査ならびに共同意思決定による 適正使用・出口戦略のための研修プログラムの開発と効果検証研究」

長期間使い続ける際に生じるリスクと安全に使うための工夫

不眠症治療薬を長期に使用する場合、特に問題となるのが耐性と依存性である。耐性は「だんだん効きにくくなる」状態で、量が増えやすくなり、さらに副作用のリスクも高まる。依存性が形成されると、薬を減らすときに不安・不眠が悪化することがある。

このリスクに対処するためには、医師と相談しながら計画的に薬を使うことが不可欠だ。たとえば、効果を確認しながら最小限の量を維持したり、耐性がつきにくい薬（オレキシン受容体拮抗薬やメラトニン受容体作動薬）へ切り替える方法がある。

さらに、睡眠衛生の改善や生活リズムの調整など、薬に頼りすぎない対策と併用することでリスクを軽減できる。

必要以上に長期間同じ薬を飲み続けるのではなく、状況に合わせて見直すことが大切だ。

副作用が気になるときに頼るべき相談先

不眠症治療薬で副作用が疑われる場合は、一人で判断せずに医師または薬剤師に相談することが重要である。特に、ふらつき・異常な眠気・記憶が抜け落ちる症状・悪夢が続くケースは、薬の変更や量の調整が必要な可能性が高い。

医師は症状を踏まえて、薬の種類を変更したり、量を調整したり、依存性が少ない薬への切り替えを検討する。薬剤師も服薬タイミングや相互作用の確認など、副作用を減らす方法を具体的に提案できる。

副作用を我慢し続けると事故や転倒など重大なトラブルにつながるため、少しでも違和感があれば早めに医師へ相談することが望ましい。

自分に合った不眠治療薬はどれ？選び方について

不眠治療薬は種類が多く、働き方も効果の強さも異なるため、「どの薬が自分に向いているのか」と迷う人は少なくない。ここでは、失敗しない薬の選び方と、症状別に向いている代表的な薬の特徴について解説する。

自分に合う薬を見極めるために押さえるべき基本ポイント

不眠治療薬を選ぶ際は、症状の種類だけでなく、体質や生活リズムとの相性を見極めることが重要である。まず、どのタイミングで眠れなくなるのか（入眠・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠感の欠如）を特定することが出発点となる。

さらに、翌朝の業務や運転の有無、ふらつきやすい体質、薬に依存したくないという価値観なども薬の選択に影響する。

短期で集中的に治したい場合と、長期的に自然な睡眠リズムを整えたい場合でも使う薬は異なるため、医師と共有しながら自分に最適な薬を選ぶことが大切だ。

入眠障害に向いている薬

なかなか寝つけない入眠障害では、眠りのスイッチを素早く入れる薬が向いている。代表的なのがマイスリー（ゾルピデム）で、GABAを介して脳の興奮を短時間で鎮め、入眠を助ける。

即効性が高く、ベッドに入っても眠れない、考えごとで頭が冴えてしまうといった症状に適している。ただし依存や耐性の問題があるため、短期間の使用が基本だ。

中途覚醒に向いている薬

夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒には、睡眠の維持を助ける薬が適している。デエビゴ（レンボレキサント）は、覚醒を促すホルモン「オレキシン」の働きを抑えることで、途切れにくい睡眠を作る薬である。

依存が少なく、自然に近い形で眠りを維持しやすいため、中途覚醒が慢性的に続く人に向いている。

早朝覚醒に向いている薬

早朝に目が覚め、その後眠れないという症状には、体内時計を整える作用をもつロゼレム（ラメルテオン）が適している。

ロゼレムはメラトニン受容体に作用し、眠る時間帯そのものを調整する薬であるため、眠るタイミングがずれているタイプの不眠に向いている。依存性がほとんどなく、長期的な治療にも使いやすい点が特徴である。

熟眠障害に向いている薬

眠れているはずなのに「ぐっすり眠った感じがしない」という熟眠障害では、脳の緊張を強く抑える薬が使われることがある。デパス（エチゾラム）は、脳の興奮を強力に抑えるため、睡眠の質が低下しているケースで効果が期待できる。

一方で依存性・耐性がつきやすいため、短期的な使用にとどめ、長期治療では徐々に他の薬へ切り替えることが望ましい。

• 参考：厚生労働省「薬局における疾患別対応マニュアル ～患者支援の更なる充実に向けて～」

不眠症の薬はどこで買える？【市販・通販・クリニックを比較】

不眠治療薬は購入先によって効果の強さや安全性、入手のしやすさが大きく異なるため、特徴を理解したうえで選ぶことが重要だ。市販薬・通販・クリニック処方の3つを比較し、それぞれのメリットと注意点を解説する。

入手方法	メリット	デメリット
市販薬	すぐに購入できる／軽い不眠に対応／費用が比較的安価	効果が穏やか／慢性不眠には不十分／副作用（眠気・口渇）が出ることがある
通販（個人輸入）	医師の診察を受けずに購入できる	偽物の可能性／成分・品質が不明／法的にグレーのリスク／副作用・健康被害リスクが高い
クリニック処方	症状に合った薬を処方／依存・副作用を管理できる／オンライン診療も利用可	診察が必要／費用・時間が市販薬よりかかる場合がある

市販薬は「軽い不眠」に使える手軽な選択肢

市販薬はドラッグストアで購入できるため、急に眠れなくなった際にも利用しやすい。抗ヒスタミン成分などを中心に作られており、薬の作用は比較的マイルドだ。

ただし、慢性不眠や強い入眠困難には効きにくく、根本改善には限界がある。あくまで軽い不眠に対応している。

通販での睡眠薬購入はリスクが高く推奨されない

海外製の睡眠薬を個人輸入できるサイトも存在するが、偽物の可能性や成分量の不一致など、安全性の問題が大きい。医師の診察なしで強い薬を入手する行為は健康被害にもつながるため、法的にもグレーゾーンであり推奨できない。

クリニック処方は症状に合った薬を安心して使える

医師の診断を受けて処方される薬は、症状・体質・既往歴に合わせて適切に選ばれるため、安全性が高い。依存のリスク管理、副作用のチェック、薬の変更なども柔軟に対応できる。オンライン診療でも処方できるため、通院が難しい人でも利用しやすく、長期の不眠にも対応可能だ。

【不眠に悩む人へ】おすすめのオンラインクリニック8院

近年はオンライン診療が普及し、自宅にいながら医師の診察を受け、不眠症の薬の処方まで利用できるようになった。

ここでは、2025年時点で不眠治療に強いオンラインクリニック8院を厳選し、それぞれの特徴や料金、配送スピードを比較する。

クリニック名	特徴（要約）	デエビゴ料金（税込）	初診料（税込）	配送料（税込）	最短お届け日
DMMオンライン クリニック	診察料不要・当日配送可	5mg：3,300円	不要	550円	最短当日（即日）
デジクリ	毎日チャット相談・定期配送が便利	30錠：7,480円	1,650円	要問い合わせ	最短翌日
あしたのクリニック	24時間受付・23区エクスプレス1時間配送	要問い合わせ	要問い合わせ	23区1時間／通常翌日	最短1時間（23区）
おうち病院	薬局受け取りOK	要問い合わせ	保険診療＋手数料1,100円	自宅／薬局受取	当日〜翌日
ファストドクター	7:00〜23:00診療	保険診療内で処方	保険適用：約3,000円	100円	最短当日
東京形成美容外科	初月割引あり	初月2,980円／以後9,680円	要問い合わせ	要問い合わせ	要問い合わせ
患者目線のクリニック	1日4.3円～の治療費	保険診療（デエビゴ等）	約1,000円＋手数料1,000円	自宅／薬局	当日〜翌日
ミナカラ	最短15分で利用・当日発送	保険診療（向精神薬除く）	保険診療	250円	最短当日

デジクリ：チャットで相談できる伴走型クリニック

デジクリは、チャット相談を受け付けるオンライン特化型クリニックで、不眠症治療の継続サポートに強みがある。

診察後は医師と相談しながら薬を選べるほか、症状変化や副作用があってもチャットでいつでも確認できるため、服薬に不安がある人でも利用しやすい。

扱っている薬はデエビゴ・ルネスタ（エスゾピクロン後発）・リスミー・ロゼレム（ジェネリック）・漢方（酸棗仁湯・加味帰脾湯）など幅広い。

項目	内容
診察料	初診：1,650円（税込） / 再診：0円
主要薬の料金（一部抜粋）	・デエビゴ（30錠/月）：7,480円（税込） ・エスゾピクロン後発（30錠/月）：3,850円（税込） ・リスミー（30錠/月）：3,850円（税込） ・ロゼレム後発（30錠/月）：3,850円（税込）
配送料	目立たない梱包で最短翌日配送（料金サイト記載なしのため「無料または薬代に含まれる」扱い）
診察時間	オンライン予約制（スマホ/PC・電話診察）
支払い方法	クレジットカード、オンライン決済、定期配送は自動決済

• 出典：デジクリ

DMMオンラインクリニック：最短当日配送のスピード重視クリニック

DMMオンラインクリニックは、オンライン専用の診療体制により、予約～診察～薬の配送までを自宅で利用できる。診察料は無料で、希望に応じて入眠改善・熟眠改善・漢方・新薬クービビックなど多様な選択肢から医師との相談のもとで選べる。

睡眠薬の扱いが幅広く、デエビゴ・ロゼレム・エスゾピクロン（ルネスタジェネリック）・リスミーといった主要薬のほか、新しい分類のクービビックも取り扱っている。依存性が少ない薬を中心に扱っているため、長期治療にも利用しやすい。

項目	内容
診察料	不要
主要薬の料金（一部抜粋）	・デエビゴ5mg：3,300円（税込） ・クービビック25mg：3,080円（税込） ・エスゾピクロン2mg：2,750円（税込） ・ロゼレムジェネリック8mg：2,750円（税込）
配送料	550円（税込）
診察時間	年中無休・オンラインで予約可（診察は5分程度）
支払い方法	クレジットカード、PayPay、各種オンライン決済、定期便は自動決済対応

• 出典：DMMクリニック

あしたのクリニック：最短1時間配送の24時間対応クリニック

あしたのクリニックは、LINEアプリだけで24時間いつでも診察を受けられるクリニックだ。深夜・早朝の診察にも対応しており、生活サイクルが不規則な人でも利用しやすい。

特徴は、東京23区限定の「エクスプレス配送」で、診察完了後最短1時間で薬を届けられる。

プライバシーへの配慮も徹底されており、薬の配送時の品名は「サプリメント」で表示されるため、家族に知られずに受け取れる。

項目	内容
診察料	0円
主要薬の料金（一部抜粋）※税込	初回2,980円※1 ※1：3ヶ月の継続契約者限定価格で2回目以降は9,680円
配送料	・エクスプレス配送：東京23区で最短1時間 ・通常配送：当日発送なら原則翌日到着
診察時間	LINEで24時間診察受付／深夜・早朝対応
支払い方法	クレジットカード、銀行振込（ATM可）

• 出典：あしたのクリニック

おうち病院：薬局受取も選べるオンライン診療クリニック

おうち病院は、「いつもの病院の代わり」として利用できるオンライン医療サービスであり、早朝・夜間でもスキマ時間で受診できる利便性が特徴だ。

診察後の薬の受け取りは、自宅配送（おくすりおうち便）か、全国6,700以上の提携薬局から選択できるため、急ぎの処方にも対応しやすい。また、診療後24時間は無料で使える医療相談サポートがついており、薬の服用後の不安を気軽に相談できる。

項目	内容
診察料※税込	保険診療費（患者負担分）＋ オンライン診療手数料1,100円／決済手数料4.5%
主要薬の料金（一部抜粋）	料金は薬局で決定（処方例：デエビゴ、ベルソムラ、ロゼレム、クービビック、漢方）
配送料	自宅配送（おくすりおうち便）または全国6,700以上の提携薬局で受け取り
診察時間	早朝・夜間にも対応（診察時間は5～15分）
支払い方法	クレジットカード（VISA／Master／JCB／AMEX）

• 出典：おうち病院

ファストドクター：不眠以外のメンタル相談もまとめて行える

ファストドクターは、心療内科・精神科領域を専門としたオンライン診療サービスであり、年中無休・7:00〜23:00まで診察を行っている。仕事で平日昼間に受診しにくい人でも、朝や夜の時間帯に受診しやすい。

不眠症・睡眠障害については、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などに対応し、生活指導や睡眠衛生指導、カウンセリング（認知行動療法）と薬物療法を組み合わせた治療を提供している。

また、休職相談や診断書の発行、復職支援にも対応しており、「眠れない」だけでなく、仕事や生活全体への影響も含めて相談したい人も利用しやすい。

項目	内容
診察料※税込	保険適用（自己負担3割の目安）：7:00〜22:00 初診3,000円〜／再診3,750円〜、22:00〜23:00 初診4,100円〜／再診3,750円〜（医療費＋システム利用料を含む）
主要薬の料金（一部抜粋）	メラトニン受容体作動薬・オレキシン受容体拮抗薬・漢方薬などを保険診療で処方。自己負担額は処方日数と薬剤によって数百〜数千円程度が目安。
配送料※税込	宅配の場合：配送料100円。もしくは、指定した近隣薬局で受け取りが可能
診察時間	年中無休 7:00〜23:00（心療内科・精神科オンライン診療）
支払い方法	クレジットカード決済またはコンビニ後払い

• 出典：ファストドクター

東京形成美容外科：デエビゴで始める不眠治療クリニック

東京形成美容外科では、不眠症・睡眠障害の悩みに対し、オンライン診療を通じて治療を始められる体制を整えている。スマホ・パソコンから受診でき、LINEによる相談や診療後のフォローにも対応している。

項目	内容
診察料	記載なし（オンライン診療の一般的な費用感で診察料発生）
主要薬の料金（一部抜粋）	デエビゴ5mg：初月2,980円（税込）／ 次月以降9,680円（税込）
配送料	記載なし
診察時間	記載なし（LINE予約方式）
支払い方法	記載なし（診察後案内。クレジットカード中心）

• 出典：東京形成美容外科

患者目線のクリニック：保険診療のオンライン睡眠外来クリニック

患者目線のクリニックが提供するオンライン睡眠外来は、スマホで利用できる保険診療として、不眠症状の相談ができる。

保険適用のお薬は1日あたり4.3円〜で、漢方薬にも対応している。人目が気になる方や忙しくて通院が難しい人でも受診しやすい。

項目	内容
診察料※税込	保険診療：初診約1,000円前後／再診500円前後＋システム利用料1,000円
主要薬の料金（一部抜粋）	保険診療のため処方薬は対面と同額（例：デエビゴ・ベルソムラ・ロゼレム・漢方など）
配送料	自宅配送・調剤薬局受取どちらも可（宅薬便：通常ポスト投函）
診察時間	06:00〜24:00（祝日含む、受付は終了30分前まで）
支払い方法	クレジットカード（アプリ登録）＋保険証提出

• 出典：患者目線のクリニック

ミナカラ：保険診療を最短15分で利用できるクリニック

ミナカラのオンライン診療は、保険診療で不眠症に対応しており、診察から薬剤師の説明まで最短15分で利用できるスピード感が特徴である。土日祝も対応し、夜21時半まで営業しているため、仕事や家事で忙しい人でも利用しやすい。薬は最短当日発送される。

項目	内容
診察料	保険診療：法令に基づく金額（症状により異なる）
主要薬の料金（一部抜粋）	向精神薬を除く睡眠薬・漢方の処方に対応（保険適用）
配送料	250円（税込）
診察時間	土日祝対応／最長21:30まで／最短5分後に予約可能
支払い方法	クレジットカード、保険証アップロード必須

• 出典：ミナカラ

不眠症の薬を正しく選んで治療を受けることが大切

不眠症の薬は、正しく選んで適切に使えば、つらい睡眠トラブルを大きく改善できる。脳の働きを抑えて眠らせる薬から、自然な眠気を促す薬まで種類はさまざまで、効果も副作用も向いている症状も異なる。

だからこそ、自分の状態に合った薬を選ぶことが重要であり、眠れない時間を我慢し続ける必要はない。

また、オンライン診療を利用すれば、外出せずに医師に相談し、自宅へ薬を届けてもらうこともできる。仕事や家事で時間が取れない人、人目が気になる人でも、不眠症の薬を安全に試す環境が整ってきている。

眠れない日が続くと心身の不調につながるため、早めの対処が大切だ。症状が軽い段階でも、一度オンライン診療で相談し、自分に合った治療を始めてみてほしい。

よくある質問

不眠症の治療薬は種類が多く、薬ごとの特徴や安全性、使用期間について疑問を持つ人は多い。不眠症の薬を探している人から寄せられることが多い質問に回答する。