新規会員登録で3000ptプレゼント。30分間の無料カウンセリングを体験できます。

マイク・カメラ
動作確認

野島一彦博士

野島一彦九州大学名誉教授

野島 一彦(のじま かずひこ)

九州大学名誉教授
跡見学園女子大学心理学部教授
公認心理師・臨床心理士

所属学会
日本心理臨床学会 元理事長/常任理事
日本臨床心理士会 元副会長/理事
日本心理学会 代議員
日本人間性心理学会 元理事長/監事
日本心理学諸学会連合 元副理事長
日本公認心理師養成機関連盟 常務理事
日本集団精神療法学会 元常任理事
日本臨床心理学会 会員
日本教育心理学会 会員
日本カウンセリング学会 会員
※2021年6月現在
著書(監修)
公認心理師の基礎と実践(第1巻著・全23巻監修・編集) 2018年4月/遠見書房
公認心理師分野別テキスト(監修) 2019年3月/創元社
公認心理師実践ガイダンス(監修) 2019年7月/木立の文庫
公認心理師入門 知識と技術 2017年8月/日本評論社
臨床心理学への招待<第2版> 2020年4月/ミネルヴァ書房
ロジャーズの中核三条件 共感的理解 2015年8月/創元社
心理臨床のフロンティア 2012年3月/創元社
グループ臨床家を育てる 2011年9月/創元社
エンカウンター・グループのファシリテーション 2000年9月/ナカニシヤ出版
パーソンセンタード・アプローチ 1999年12月/ナカニシヤ出版
学歴
1966年3月 熊本県立熊本高等学校卒業
1970年3月 九州大学教育学部卒業
1972年3月 九州大学大学院教育学研究科教育心理学専攻修士課程修了
1975年3月 九州大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程単位取得後退学
1998年12月 博士(教育心理学)、九州大学
職歴
1975年4月 九州大学教育学部助手
1979年4月 久留米信愛女学院短期大学助教授
1980年4月 福岡大学人文学部助教授
1985年10月 福岡大学人文学部教授
1996年4月 九州大学教育学部附属発達臨床心理センター助教授
1998年4月 九州大学教育学部附属発達臨床心理センター教授
1999年4月 九州大学大学院人間環境学研究科附属発達臨床心理センター教授
2000年4月 九州大学大学院人間環境学研究院教授
2004年4月 国立大学法人 九州大学大学院人間環境学研究院教授
2006年7月 国立大学法人 九州大学教育学部長(〜2008年6月)
2012年4月 跡見学園女子大学文学部教授
2012年4月 九州大学名誉教授
2018年4月 跡見学園女子大学心理学部教授(〜現在に至る)
所属学会歴
1970年4月 日本心理学会
1970年11月 日本臨床心理学会
1972年2月 日本教育心理学会
1972年3月 日本カウンセリング学会
1972年3月 九州心理学会
1972年11月 九州臨床心理学会
1982年6月 日本心理臨床学会
1983年1月 日本人間性心理学会
1984年12月 日本集団精神療法学会
免許・資格歴
1988年12月 公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会 認定臨床心理士
2001年10月 日本集団精神療法学会 学会認定グループサイコセラピスト
2001年10月 日本集団精神療法学会 学会認定スーパーバイザー
2021年3月 一般財団法人日本心理研修センター 公認心理師
賞罰歴
2003年11月 日本カウンセリング学会「育てるカウンセリング國分記念賞」受賞
2013年9月 日本人間性心理学会「学会賞」受賞
2019年6月 日本心理臨床学会「学会賞」授賞

「話すこと」の効用

人生では思うようにいかないことも多く、ストレスが貯まることになります。そのため、暴力、不登校、ひきこもり、体調不良、精神的不安定等の問題が起こります。

心理学では、ストレス発散がうまくできない場合に人は、(1)行動化(暴力、暴言、ひきこもり等)、(2)身体化(頭痛、腹痛、倦怠感等)、(3)精神化(イライラ、ゆううつ、不安等)といった形で問題が生じると考えています。

そのような状態について対応するために人は、体を動かす、散歩をする、食べる等で何とかしようとします。それらはそれぞれに有効なのですが、心理学では「言語化」(「話すこと」)がとても有効だと考えられています。

ストレスが貯まりモヤモヤした心の状態について「話すこと」をしないと、「物言わぬは腹ふくるるわざなり」という言い方があるように、心身の不調が生じやすくなります。

「話すこと」には2つの意味があります。1つは、もモヤモヤを「話すこと」(はなすこと)は心の中に貯まったものを外に「離す・放すこと」(はなすこと)になり、心が軽くなったりスッキリしたりします。そのような現象を、専門語では<カタルシス>と言います。

もう1つは、「話すこと」によって、何に対して自分はモヤモヤしているのか、どうしたいのかが次第にはっきりしてきます。そのような現象を専門語では<自己客観視>と言います。

ちなみに人が「話すこと」を専門的に「聴くこと」をする職業があります。それはカウンセラーです。カウンセリングでは、「よく聴く=よく効く(効果的)」、「よく聴かない=よく効かない(効果的でない)」と言われています。クライエントは、カウンセラーがよく聴いてくれることによって、心の内をうまく話すことができて、心身の状態が安定化します。

言わずもがなですが、「話すこと」をする相手は、特にカウンセラーでなくてもよいのです。家族、仲間、友人等でもよいのです。それらの人は身近にいて、特に予約をしたり、お金を払ったりしなくてもよいので、話す相手としてはとてもいいと思います。ストレスに対して、「話すこと」によって乗り切っていただきたいと思います。